子子子子日記 -koneko no nikki-

どうぞいらっしゃいませ!本サイトは日本のライトノベル作家、子子子子 子子子のブログです。著作やお仕事の宣伝や、日常の他愛のないことを書いています。

PV&特設サイト公開&前日譚『船上の復讐者たち』連載開始

 本日、HJ文庫様の公式HPにて『魔術破りのリベンジ・マギア』特設サイトが公開となりました!

特設サイトではPVも公開されています!!

 

http://revenge-magia.net/

www.youtube.com

いやー……格好いいですよね!

自分も作者チェックのためアップされる前のPVを見せて頂いたのですが、作品の雰囲気をとても上手く再現して頂いて本当にもう最高過ぎて……!

特に松井恵理子さんの演じる晴栄が凛々しくていいですよね!

松井さんはHJ文庫放送部のナビゲーターを務め、その縁で今回も声を当てて頂いたのですが、子子子子が予告脚本を担当させてもらっているTVアニメ『王室教師ハイネ』でもグランツライヒ王家に仕えるメイド・ヘレーネを演じていたりするので、どことなく縁を感じたりしています(笑)

というかPVを制作して頂けるというのは事前に聞いていたのですが、まさかボイスがつくと思っていなかったので作者もビックリだよ!

ちなみに背景に出てるキーワードや台詞のチョイスは子子子子も手伝わせて頂きましたので、まずは発売前に見て読了したあとに見直してみると新たな発見があってより一層楽しめるかもしれません。

 

 

そして、特設ページのキャラクター紹介も今回は凝った作りとなっています。

担当さんとは常々「この作品は魔術バトルが売りだから、それを活かせるようなサイトにしたいね」と話し合っていたので、その甲斐もあってかなり格好いい仕上がりになってると思います!

子子子子もキャラクターの能力値を設定したり、紹介文を書き下ろしたりと頑張りましたので、少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。

 

http://revenge-magia.net/post/160975652517/キャラクター紹介-土御門晴栄つちみかど-はるな

revenge-magia.net

http://revenge-magia.net/post/160975686372/キャラクター紹介-フランセスフィッツロイ

revenge-magia.net

http://revenge-magia.net/post/160975673502/キャラクター紹介-ティチュマレフィキュウム

revenge-magia.net

 

更にさーらーにー、HJ文庫様が運営する完全無料の小説サイト『読める!HJ文庫』にて、『魔術破りのリベンジ・マギア』の前日譚となる『船上の復讐者たち』の連載が本日より開始となります!

こちらは本日より土日を除く平日に毎日更新され、全7回での連載となる予定です。

 

yomeru-hj.net

 

ここで裏話を一つ。

『船上の復讐者たち』を執筆するに至った経緯ですが、これは子子子子から担当さんに提案させて頂きました。

『魔術破りのリベンジ・マギア』は前述した通り魔術バトルが作品の魅力なわけですが、物語の構成上の理由から試し読みの範囲ではバトルまで公開できなかったのです。

そこでHJ文庫様が他の作品でもやっている公式連載という形で、外伝小説を公開することで作品の魅力を伝えられないか?と考えたからです。

自分の提案にも担当さんは快諾してくれ、こうして『船上の復讐者たち』の執筆が始まりました。

当初は一万字程度の短編を予定していたのですが書き終えてみれば二万字を越えていて、短編にしては結構なボリュームのものが出来上がりました。

しかし、担当さんに提出してチェックをしてもらうと――

 

「内容に関してはとても面白いと思います。本編のプロローグとして加えても問題ないくらいです」

「でも――〝販促〟を目的とした小説として考えると、本編としての引きが弱いんですよね。これなら発売後に公開……という形になりそうです。ここら辺は言い忘れてましたね、すいません」

 

そうなんです。自分のコンセプトとしては、本編にまだ読んでいない方に作品の雰囲気へ触れてもらい、単品としても楽しんで頂けるような作品を目指して執筆しました。

確かに販促だとか、本編への引きだとかは考えていませんでした。

 

担当氏「どうします? 発売後の公開でもいいですか?」

子子子子「……り……ます……」

担当氏「え?」

子子子子「ちゃんと販促小説になるように直します!だから予定通り、発売前の公開でお願いします……!」

 

というやり取りがあり、一度は完成した作品の改稿が始まりました。

指摘されたことを参考にリライトし、更にはヒロインを一人追加、ストーリーラインも見直した結果、三万文字を超える大ボリュームとなりました。

 

担当氏「これなら販促効果もバッチリですね。予定通り、発売前に公開でいきましょう!」

子子子子「やった! ありがとうございます!!」

担当氏「ただ――これ、どう見ても短編じゃないですよね」

子子子子「……控えめに言って、中編くらいですかね(苦笑)」

 

……とまあ、こんなやり取りを経て『船上の復讐者たち』は完成しました。

本編を読んでいない方への導入は勿論、本編を読んだ後でも楽しめる作品となっていますので、是非ともご覧くださいね!

 

 

以上、怒濤の告知でしたが、もうすぐ発売ということでどんどん盛り上げていきたいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!

 

 

 

https://www.amazon.co.jp/%E9%AD%94%E8%A1%93%E7%A0%B4%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%82%A2-1-%E6%A5%B5%E6%9D%B1%E8%A1%93%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%9C%92%E6%94%BB%E7%95%A5-HJ%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AD%90%E5%AD%90%E5%AD%90%E5%AD%90-%E5%AD%90%E5%AD%90%E5%AD%90/dp/4798614637/ref=asap_bc?ie=UTF8

 

Amazon様他、各種通販サイトや書店様でも好評予約受付中です!!

PV&特設サイト公開&前日譚『船上の復讐者たち』連載開始

 本日、HJ文庫様の公式HPにて『魔術破りのリベンジ・マギア』特設サイトが公開となりました!

特設サイトではPVも公開されています!!

 

http://revenge-magia.net/

www.youtube.com

いやー……格好いいですよね!

自分も作者チェックのためアップされる前のPVを見せて頂いたのですが、作品の雰囲気をとても上手く再現して頂いて本当にもう最高過ぎて……!

特に松井恵理子さんの演じる晴栄が凛々しくていいですよね!

松井さんはHJ文庫放送部のナビゲーターを務め、その縁で今回も声を当てて頂いたのですが、子子子子が予告脚本を担当させてもらっているTVアニメ『王室教師ハイネ』でもグランツライヒ王家に仕えるメイド・ヘレーネを演じていたりするので、どことなく縁を感じたりしています(笑)

というかPVを制作して頂けるというのは事前に聞いていたのですが、まさかボイスがつくと思っていなかったので作者もビックリだよ!

ちなみに背景に出てるキーワードや台詞のチョイスは子子子子も手伝わせて頂きましたので、まずは発売前に見て読了したあとに見直してみると新たな発見があってより一層楽しめるかもしれません。

 

 

そして、特設ページのキャラクター紹介も今回は凝った作りとなっています。

担当さんとは常々「この作品は魔術バトルが売りだから、それを活かせるようなサイトにしたいね」と話し合っていたので、その甲斐もあってかなり格好いい仕上がりになってると思います!

子子子子もキャラクターの能力値を設定したり、紹介文を書き下ろしたりと頑張りましたので、少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。

 

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更にさーらーにー、HJ文庫様が運営する完全無料の小説サイト『読める!HJ文庫』にて、『魔術破りのリベンジ・マギア』の前日譚となる『船上の復讐者たち』の連載が本日より開始となります!

こちらは本日より土日を除く平日に毎日更新され、全7回での連載となる予定です。

 

yomeru-hj.net

 

ここで裏話を一つ。

『船上の復讐者たち』を執筆するに至った経緯ですが、これは子子子子から担当さんに提案させて頂きました。

『魔術破りのリベンジ・マギア』は前述した通り魔術バトルが作品の魅力なわけですが、物語の構成上の理由から試し読みの範囲ではバトルまで公開できなかったのです。

そこでHJ文庫様が他の作品でもやっている公式連載という形で、外伝小説を公開することで作品の魅力を伝えられないか?と考えたからです。

自分の提案にも担当さんは快諾してくれ、こうして『船上の復讐者たち』の執筆が始まりました。

当初は一万字程度の短編を予定していたのですが書き終えてみれば二万字を越えていて、短編にしては結構なボリュームのものが出来上がりました。

しかし、担当さんに提出してチェックをしてもらうと――

 

「内容に関してはとても面白いと思います。本編のプロローグとして加えても問題ないくらいです」

「でも――〝販促〟を目的とした小説として考えると、本編としての引きが弱いんですよね。これなら発売後に公開……という形になりそうです。ここら辺は言い忘れてましたね、すいません」

 

そうなんです。自分のコンセプトとしては、本編にまだ読んでいない方に作品の雰囲気へ触れてもらい、単品としても楽しんで頂けるような作品を目指して執筆しました。

確かに販促だとか、本編への引きだとかは考えていませんでした。

 

担当氏「どうします? 発売後の公開でもいいですか?」

子子子子「……り……ます……」

担当氏「え?」

子子子子「ちゃんと販促小説になるように直します!だから予定通り、発売前の公開でお願いします……!」

 

というやり取りがあり、一度は完成した作品の改稿が始まりました。

指摘されたことを参考にリライトし、更にはヒロインを一人追加、ストーリーラインも見直した結果、三万文字を超える大ボリュームとなりました。

 

担当氏「これなら販促効果もバッチリですね。予定通り、発売前に公開でいきましょう!」

子子子子「やった! ありがとうございます!!」

担当氏「ただ――これ、どう見ても短編じゃないですよね」

子子子子「……控えめに言って、中編くらいですかね(苦笑)」

 

……とまあ、こんなやり取りを経て『船上の復讐者たち』は完成しました。

本編を読んでいない方への導入は勿論、本編を読んだ後でも楽しめる作品となっていますので、是非ともご覧くださいね!

 

 

以上、怒濤の告知でしたが、もうすぐ発売ということでどんどん盛り上げていきたいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!

 

 

 

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Amazon様他、各種通販サイトや書店様でも好評予約受付中です!!

書影公開&Amazon様で予約開始&試し読み開始

 

もう早いもので発売前2週間となり、今回は告知がいくつかあります。

 

まず始めに、『魔術破りのリベンジ・マギア』の書影が公開となりました!

 

f:id:nekojishikoneko:20170520232922j:plain

 

前回のブログで表紙イラストは掲載しましたが、いざタイトルなどのデザインが加わると更に格好良くなりますね……!

個人的にお気に入りなのは上部と下部の余白に青い線が入っていて、これがガラスが砕けるような表現となっているところです。

タイトルもよく見てみると、〝魔術破り〟の部分が破けている表現になっているのが分かるでしょうか?

ここら辺もデザイナーさんが作品のタイトルや内容を汲んでくれて、素敵なデザインをしてくれました。本当にありがとうございます!!

 

 

 

 

次に書影の公開に伴って、HJ文庫様のトップページにて作品別ページのリンクができました。

 

 【新シリーズ】魔術破りのリベンジ・マギア | HJ文庫公式Webサイト

 

こちらでは初出となるあらすじが見られちゃいます!

基本的にこういった作品のあらすじは担当さんが考えてくれるので、みなさんと同じタイミングで子子子子も初めて拝見しました(笑)

新人賞の応募時にあらすじは必ず同封するのですが、あちらは内容を最初から最後まで簡潔に書くので、こういった煽り文句のようなあらすじは書かないんですよね。

なので大変、新鮮な気持ちでした。

 

次は、既に全国の書店さんを始めとして一部通販でも予約を受け付けていましたが、ついにAmazonさんでも予約を開始してくれたようです。 

 

魔術破りのリベンジ・マギア 1.極東術士の学園攻略 (HJ文庫) 文庫 – 2017/6/1
子子子子 子子子 (著), 伊吹のつ (イラスト)

 

いやはや、普段使っているサイトに自分の作品が載るのは、なんだか不思議な気分ですね。

ちなみにもう既に多くの予約をして頂いたようで、HJ文庫部門で第三位にランクインしていました!(記念のスクショ)

f:id:nekojishikoneko:20170520232420j:plain

 

まだ発売前にも関わらず、ご予約頂き本当にありがとうございます!!

 

そして、最後に。

HJ文庫様の公式HPにて、『魔術破りのリベンジ・マギア』の試し読みが公開されました。

リベンジ・マギアは先頭で、なんと伊吹のつ先生の素敵なイラストが二枚も見られる豪華版となっております!!

 

r.binb.jp

 

こちらも作品の内容を先駆けて読むことができ雰囲気などを味わえるので、是非ともご覧くださいね!

 

 

というわけで、今回は結構色々と告知がありましたね。

来週からはついに発売一週間前に突入ということで、更にお知らせできることも増えてくると思いますので、続報をお待ち頂ければ幸いです。

フフフ……結構、大きめなお知らせがいくつかありますので、どうぞお楽しみに!

HJ文庫公式ブログにカバーイラストが掲載されました

タイトルの通り、5月8日更新のHJ文庫公式ブログに『魔術破りのリベンジ・マギア』のカバーイラストが掲載されました。

HJ文庫6月の新刊カバーイラスト公開! « HJ文庫/HJノベルスブログ

 

同時に6月刊のラインナップも発表されましたね。

リベンジ・マギアと同じく新シリーズは、「小説家になろう」様にて日刊ランキング一位にも輝いたハヤケン先生の『VRMMO学園で楽しい魔改造のススメ ~最弱ジョブで最強ダメージ出してみた~』

 

発売即重版を記録した第10回HJ文庫大賞受賞同期である浅葉ルウイ先生の『スキル喰らいの英雄譚Ⅱ ~砂の迷宮で仲間とともに強くなる~』

 

同じく発売即重版の手島史詞先生の『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 2』

 

更にはシリーズ絶好調の無嶋樹了の『魔物使いのもふもふ師弟生活2』

 

などなど、目が離せない激熱なラインナップとなっております。

是非ともみなさんも、チェックしてみてくださいね!

デビュー作の発売日が決定しました

みなさん、どうもお久しぶりです。子子子子です。

今回は一つお知らせというか、告知があります。

本日配信の『HJ文庫放送部2学期! #2』と5月のHJ文庫新刊内の折り込みチラシ『HJ日和』にて、情報が解禁されましたので当ブログでもご報告させて頂きます。

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第10回HJ文庫大賞受賞作『陰険女装陰陽師と奴隷少女の事件簿』を改題しまして、『魔術破りのリベンジ・マギア1.極東術士の学園攻略』が平成29年6月1日(木)に発売することが決定しました!

イラストを担当して頂くのは、伊吹のつ先生です!!

 

f:id:nekojishikoneko:20170428195958j:plain

pixiv

HP

(伊吹先生、HPの掲載許可ありがとうございます!)

 

伊吹先生の描かれるイラストはとっても素敵なので、興味がある方は是非とも上記HPなどをご覧頂けると嬉しいです。

 

そして……これはつまり、子子子子のデビュー作となります。

 

いやー、ここまで来るのに随分と時間がかかってしまいました。

昨年の3月に受賞してから、実に一年越しの刊行となります。

 

ここまで時間が経ってしまったことに関して「改稿作業が上手くいってないの?」などトラブルを心配してくれた方もいるのですが、実は完成原稿を先方にお渡ししたのが昨年の夏に入る前頃でしたので、改稿作業自体はとてもスムーズに終わっていました。

しかしながら予期せずして得たこの時間でもう一度作品に対して向かい合うことができ、一度は完成稿としましたがそこから二度、三度、それ以上。とにかく少しでも内容を良くしようと努め、結果的に最高の形でみなさまの元へ届けられるものと自負しています。

 

ちなみに受賞時と大きくタイトルが変わっていますが、内容に関しては大幅な変更はありませんのでご安心ください(笑)

以前にもTwitterで呟きましたが、あのタイトルは悩みに悩んだ末に原稿が完成した深夜のテンションに任せて決めてしまった経緯があるので、今回は真剣に作品に相応しいタイトルを考えた次第です。

「タイトルだけで落ちるはずがない!」と過去の自分は考え、受賞という結果をもってその理論は正しいと証明されましたが、その後に苦労することになるのでみんなはちゃんと格好いいタイトルを考えてくれよな!

授賞式で恥ずかしいタイトルを声優さんに呼ばれて、恥ずかしさで死にたくなった子子子子との約束だよ!!!!

 

長らくお待たせしてしまった本作ですが、自分もできることはやり尽くし、最高の出来になったと自負していますので、みなさまにもお楽しみ頂ければ幸いです。

これから発売前にもいくつかお知らせできることがありますので、続報をお待ちくださいませ。

 

また、ありがたいことに本作を予約をしたいとのお問い合わせがございましたので、必要な情報を記載いたします。

 

発売日:2017/6/01

作品名:魔術破りのリベンジ・マギア1.極東術士の学園攻略

著者:子子子子 子子子(ねこじし こねこ)

出版社:HJ文庫ホビージャパン

ISBN:978-4-7986-1463-2

 

以上となります。まだ予約を受け付けていない書店もあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

それでは、また近いうちにお会いいたしましょう。

 

 

 

<追記>

www.youtube.com

リベンジ・マギアの告知は23分50秒くらいからになります。

OVERDRIVE 10th FES -LAST DANCE- に参加してきました

2017年4月1日に開催されたOVERDRIVE 10th FES -LAST DANCE- に参加してきました

 

www.over-drive.jp

 

このライブは美少女ゲームレーベル「OVERDRIVE」設立10周年を記念したライブイベントであり、少し特殊な試みをした催しです

 

OVERDRIVEは非常に音楽方面に拘っているソフトハウスであり、美少女ゲームでは珍しいバンドを題材にしたシリーズ(※シリーズとは銘打っていますがそれぞれ独立した作品です)を展開しています。

また、ゲーム本編だけではなくライブにも力を入れていて、横浜BLITZやLIVE GATE TOKYO、ディファ有明で、ゲーム内の楽曲でを使用した公演を数多く行っている会社でもあります。

 

さて、先ほど少し特殊な試みと記しましたが、今回のイベントはクラウドファウンディングを利用したフリーライブ企画なのです。

 

camp-fire.jp

 

こちらのサイトをご覧になれば分かると思いますが、こちらのクラウドファウンディングは目標金額は12,000,000円に対し、集まった支援総額は18,804,696円。目標の156%というストレッチゴールを達成しています。

 

OVERDRIVEは過去にもクラウドファウンディングで様々な企画を達成していて、KICK START GENERATION公演映像化計画

「Prico with DEARDROPS」1st ALBUM 製作プロジェクトなど子子子子も僭越ながら出資させて頂きました。

 

今回のクラウドファウンディングもTwitterで知った時に出資をしようと思ったのですが、出資募集の期限は終わっていて時既に遅し……ちょうど色々と立て込んでいた時期なのが災いしましたorz

 

しかし、そんな時に朗報が。

それが電子チケットのシステムを利用したフリーライブでした。

そもそも、今回のライブの趣旨であるフリーライブは、クラウドファウンディングで募った資金で1000人分の無料招待枠を作るというものです。

 

考えてみてください。

13組以上のアーティストが出演し、40曲以上4時間のライブ(しかもお土産のCDあり)を無料ですよ?

お祭り好きなbambooさんらしく、そんな方が社長のOVERDRIVEに相応しいお祭り騒ぎのイベントです(ちなみに募った資金はフリーライブで全て使い切り、赤字にさえなってしまったとか…w)

 

子子子子もどうにか1000名の枠にすべり込み、ライブに参加できる運びとなったわけです。

 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、次からはライブの感想を。

 

OVERDRIVE10周年記念と銘打ってある通り、今回はゲームで使われた楽曲をタイトルごとに演奏していました。

順番は

 

エーデルワイス

グリーングリーン

・キラ☆キラ カーテンコール

・電撃ストライカー

・LEO&STAR GENERATION&HAPPY CYCLE MANIA

・Cas

・DEAR DROPS

・キラ☆キラ

・アンコール

 

だったかな?(間違っていたら申し訳ないです)

 

 

実はOVERDRIVEさんの作品は全てプレイできてなかった(バンドシリーズをメインにプレイしていました)んですが、本当にどの楽曲も良くて思わず未プレイのゲームもプレイしたい衝動に駆られました。

 

そして、非常にニクいのは、原作のゲームを大切にした演出でした。

ゲームに使用されている楽曲ということは、主な使用用途は主題歌(OP)と挿入歌、そしてエンディングテーマですよね。

今回のライブではアーティストが演奏している後ろのスクリーンで、ムービーが流されていました。

そのムービーはゲームのOPムービーや原作のイベントCGが使用されていて、しかも演奏されている曲に合わせたものがチョイスされているんですよ。

つまり、主題歌を歌っている時ならゲームのOPムービーが流れ、個別エンドに使用された曲が流れた時には、そのヒロインのイベントCGが流れます。

いや、これがもう、本当に嬉しくて……。

曲を聴きながらゲームをプレイしていた時の感動が蘇ってきて、演奏を聴きながら何度泣きかけたことか……。

こういった演出の一つ一つにも、10周年記念公演に相応しい拘りというか〝愛〟を感じました。

 

 

子子子子が初めてOVERDRIVEの作品をプレイしたのは、2012年に発売した「DEARDROPS」でした。

当時、友人の勧めでバイオリンをロックに取り入れたロッククラシックバンドBig mamaにはまっていて、そんな時に同じくバイオリンを起用したゲーム内バンDEARDROPSの歌う主題歌「希望の旋律」を知りました。

 

希望の旋律はまだゲームをプレイしていない自分もいたく気に入るような名曲で、思わず友人に「ゲームなんだけどさ、良いバンドがいるんだよ」と連絡を取っていました。

すると、それから数ヶ月後に「DEARDROPS、良かったよ。ゲームもやったわ。お前もやりなよ」と連絡が。

自分の記憶する限り友人が美少女ゲームをやっていたことはなく、どちらかと言えば敬遠しているようなタイプでした。

 

そんな彼を変えてしまうそのゲームが気になり自分もプレイすることにし、気づけば一気にクリアをしていました。

DERADROPS あらすじ

 

このゲームは将来を有望視されていた天才バイオリニスト・菅沼翔一がとある事情から所属していた海外のオーケストラから追われ、ひょんなことからライブハウスに住み込みで勤めることになり初めてバンドという音楽形態に触れていく……というお話です。

 

このお話はタイトル通り、DEARDROPS=親愛なる落ちこぼれたちの物語です。

誰もが学校や家庭、あるいは社会で居場所を失っている落ちこぼれで、そんな彼らが音楽を通して様々なしがらみを乗り越えていきます。

不器用に傷つけ合いながら、時には立ち止まることはあっても、最後には自分自身の答えを見つけ歩いていく彼らの生き様はとても感じ入るものがありました。

ちなみに劇中のバンドを再現したワンマンライブ「DEARDROPS 〜Last Waltz〜」からリアルバンドへと進化を遂げた「Prico with DEADROPS」のライブまで現在進行形で追っています(解散ライブ延期は残念でしたね)

 

それから、同じくOVERDRIVEバンドを題材にした〝初代〟バンドもの「キラ☆キラ」「キラ☆キラ カーテンコール」d2b vs DEARDROPS - Cross the Future -」、そして後に発売となる「僕が天使になった理由 LOVE SONG OF THE ANGELS.」をこれまでプレイしてきました(※リンク先に18歳以上の方推奨)

また、キラ☆キラをプレイしてシナリオライター瀬戸口廉也先生のことを知り、キラ☆キラを含めた「CARNIVAL」「SWAN SONG」の俗に言う瀬戸口廉也三部作もプレイしました。

特にCARNIVALは子子子子が初めて小説を書いたときに多大な影響を受け、もしもあの時、友人にDEARDROPSの楽曲を教えて自分もプレイしてOVERDRIVEの作品にハマらなければ、小説を書いていなかったのでは?とも思ってしまいます。

 

自分とOVERDRIVEの付き合いは約五年ほどになりますが、それでも10周年ライブは本当にもう最高としか言えませんでした。

出演アーティストのみなさんも登場時にOVERDRIVE、そして社長であるbambooさんへの熱い愛を語り、観客もそんな彼らの想いに応えて会場を盛り上げていました。

そのような場に立ち会えたことは自分にとっての誇りでもあり、諦めずにここまで来られて良かったなぁとしみじみ思ってしまいました。

 

改めまして、OVERDRIVE10周年おめでとうございます。

そして、これからの10年も熱くロックなOVERDRIVEを応援していきたいと思います。

Keep on Rockin'!!

 

 

 

PS.

公演後、6枚組100曲入りCD、OVERDRIVE 10th Anniversary Crazy Bestを買ってきました!

f:id:nekojishikoneko:20170403225712j:plain

改めて目の当たりにすると凄いとしか言えない……しばらくはこれを聴いて余韻に浸りながらお仕事を頑張りたいと思います。

 

 

OVERDRIVE FINAL PROJECT始動、おめでとうございます!

しかも、ジャンルはバンドもの、そしてシナリオは――

 

瀬戸口廉也先生だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ヒャッハー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

正直「え?FINAL?オバイブ終わってしまうん……??」と不安ではありますが、楽しみにしています!今度はクラウドファウンディングやるならしっかり支援させて頂きますので!!

TVアニメ『王室教師ハイネ』次回予告コーナーの脚本を担当しました

どうも、ご無沙汰しています子子子子です。

前回の記事が昨年の11月と間が開いてしまってしまい、申し訳ありません。

 

水面下で色々と動いてはいるのですが、まだ皆さんにお伝えできる段階ではなく、かといって自分の仕事は既に終わっているので、あとはお任せするのみのもどかしい日々が続いております。

 

しかしながら、今回はようやく皆さんにご報告できる案件がありますので、お仕事の告知をさせて頂きます。

 

2017年4月よりテレビ東京テレビ大阪BSジャパンAT-Xにて放送開始のアニメ

Gファンタジー」連載中の大人気王室コメディ『王室教師ハイネ』の次回予告コーナーの脚本を担当させて頂きました!

heine-royal.com

 

 

次回予告のコーナーは毎話15秒ほどとなりますが、1話~11話(♯1~♯11)の1クール放送分を担当しています。

短い時間ではありますが、素敵な本編に少しでも華を添えられればと思います。

 

いやー、しかし……『王室教師ハイネ』、面白いんですよ。

自分も脚本の執筆に際し原作コミックスを読ませて頂いたのですが、とても楽しく読むことができ、プライベート用に全巻を一気買いしてしまいました(笑)

 

そもそも、子子子子は学生時代に『ぱにぽに』『黒執事』『PandoraHearts』『ZOMBIE-LOAN』『隠の王』『キューティクル探偵因幡』『最遊記』など多くのGファン作品を読んでいたので、『王室教師ハイネ』もどこか懐かしい気落ちで読むことができました(ちなみに、作者の赤井ヒガサ先生は『葬儀屋リドル』の方ですよ!)

 

そもそも、『王室教師ハイネ』ってどんな作品? と言いますと――

 

あらすじ

“王室教師”…それは王子専属の家庭教師――。新たに王室教師となったハイネだったが、出会った4人の王子達は揃いも揃って厄介者ばかりで…!?

王子と先生が、共に歩み、共に成長するロイヤルコメディ、ここに開幕!

*1

 

以上のように、『王室教師ハイネ』は架空の国家<グランツライヒ王国>を舞台にしたファンタジー作品です。

1880年代のオーストリア=ハンガリー帝国をモデルにしていて、作者の赤井ヒガサ先生も資料をあたって入念に時代考証をしている様子がうかがえます。

作品を読んでいるとここら辺の丁寧な描写が物語の雰囲気を盛り立て、近代におけるやんごとなき身分の生活を垣間見ているような気分になってきます。

 

登場人物もみんな魅力的で、

 

・見た目は子供、中身は大人。厳しくも頼れる敏腕家庭教師・ハイネ
・勉強は苦手だが運動は大得意。気品高く教師が嫌いな通称「プライドエベレスト王子」。第四王子・レオンハルト
・礼儀正しいが、学歴至上主義者。通称「高圧インテリ王子」。第三王子・ブルーノ。
・明るくフレンドリーだがナルシストでチャラ男。通称「チャラ王子」。第五王子・リヒト。
・無口で無愛想。だが眼光は鋭い、通称「ジロリ王子」。第二王子・カイ。

 

などなど、個性的なキャラクターたちが揃っています。

ハイネや王子たち以外も魅力的な登場人物ばかりで、笑いあり涙ありの王室コメディとなっています。

 

アニメは4月4日スタートで毎週火曜日深夜2時05分から放送予定で、動画配信サイトでの番組配信もありますので、放送地域外の方はそちらを参照してください!

放送情報|TVアニメ「王室教師ハイネ」公式サイト放送情報

 

 

 

PS. 

なんでラノベ作家としてデビュー作が出る前にアニメの仕事のお知らせなんだよ! とお思いの方もいらっしゃると思いますが、まさか自分でもこちらのお仕事が先に公開になるとは露も思っていませんでした(苦笑)

こちらのお仕事のお話を頂いた時には既にあちらの仕事は片付いてますので、それに関してはご安心ください。

 

大丈夫、HJ文庫編集部を信じろ(迫真)

 

また近いうちにいい加減お待たせしている件について、ご報告できることを願って今回はここで失礼いたします。

 

 

 

<『王室教師ハイネ』公式Twitter

twitter.com

 

 

<『王室教師ハイネ』原作公式サイト>

www.square-enix.co.jp

 

 

*1:公式サイトより

Dies irae SHOP in池袋P'PARCOに行ってきました


どうもご無沙汰してます、子子子子です。
先日の10月14日に池袋P'PARCO 3階 Limited Base様にて開店した、Dies irae SHOPに行ってきました。

そもそも、Dies iraeって何? と言う方もいらっしゃると思いますので簡単に説明を。

Dies iraeとは日本のゲームメーカーlightが開発・販売するビジュアルノベルで、PCの他にPSPandroid版もあります(iOS版も近々発売するようです)

公式でも学園オペラADVとジャンルが銘打たれているだけあって、作中には戯曲を題材にした詠唱が多々登場する素晴らしき燃えゲーです。
重厚な呪文詠唱や外連味満載の台詞回し、そして熱い漢を始めとする魅力的なキャラクターが数多く登場する(一応)美少女ゲームです。

子子子子もDies iraeが大好きで、呪文詠唱に一家言あるところなど多くの影響を受けている作品であります。

このDies irae、去年にアニメ化の資金を募集するクラウドファウンディングを企画しました。
開始一日でなんと国内最速で目標金額を達成し、最終的には目標金額三千万円に対し、九千万円以上――つまり、三倍以上もの支援を獲得した根強いファンを持つ作品であります。ちなみに子子子子もその内の一人です(笑)

Dies iraeのことがもっと知りたい方は、こちらのポータルサイトをご覧頂ければ。


そんなわけでアニメ化企画も進行中のDies iraeが期間限定でショップを開店するとのことで、早速行ってきたわけです。

しかも、オープン初日はlight&Campusが配信する情報バラエティ番組「Happy light Cafe」の公開録音へ参加できる整理券が抽選で配布されるとのこと! これは行くしかない!

抽選という時点で一抹の不安を抱えつつも、祈るようにクジを引きなんとか当選を勝ち取りました。

いやー、しかし……入場整理券の待機列は平日の朝にも関わらず長蛇の列で、Dies iraeの人気はやはり凄いんだなぁとしみじみ感じました。


そして、買い物も無事に済ませ、ちゃっかりマリィ役の榊原ゆいさんのCDも買ってお渡し会の整理券もゲット。やったぜ。

公開録音の時間になって、P`PARCO B2F ニコニコ本社の収録ブースにて公開録音に参加してきました。

前にHappy light Cafeの公開録音に参加したのが約二年前の戦神館八命陣のホワイトデースペシャルの回だったので、思えば久々の参加ですよね。

気になる公開情報は

・監督は工藤進さん
・アニメの放送は2017年の秋頃から(本編の時期とのリンクもあり?)
・1クール放送では終わらない(具体的な話数はまだ言えない)

などなど、待望の情報が明らかになりました。
アニメのキャラクターデザインなども公開され、会場は大盛り上がりでした。
(途中でヘルガ役の高田初美さんのサプライズ登場などもありました)


一年前のクラウドファウンディングの時は実感がありませんでしたが、こうして情報も徐々に公開されていくとアニメ化が着々と進行しているのだと実感します。

一人のファンとして、また一人の出資者として、来年の秋が楽しみで仕方ありません。
原作スタッフの方、アニメスタッフの方、そしてDies iraeという作品に関わる全ての方を子子子子は応援しております!


そして、公開録音の後は黄昏の女神ことマリィ役、そしてDies iraeで多くの楽曲を担当する声優兼歌手の榊原ゆいさんの直筆色紙お渡し会に参加してきました!
うーん、このゆいにゃん直筆のマリィのイラストが大変に味わい深いw

(※サインの掲載に関しましてはスタッフの方の許可を得ています) 

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<オマケ>

せっかく東京にやってきたので、HJ文庫の先輩作家さんの千月さかき先生の『異世界でスキルを解体したらチートな嫁が増殖しました − 概念交差のストラクチャー −』、同じく先輩作家さんの藤孝剛志先生の『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』を買って来ました!
自分の住んでる地域にはとらのあなゲーマーズがないので、やっぱり都会っていいなーと実感しました(店舗特典的な意味で)

 

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<告知>

2016/10/22に第10回HJ文庫大賞でHJノベルス賞を受賞した、九重七六八先生の『伊勢崎ウェポンディーラーズ ~異世界で武器の買い取り始めました~』が発売します。
同期受賞者の中でトップバッターですので、もし興味がある方は是非とも予約をよろしくお願いします!

紹介記事

試し読みサイト

第10回HJ文庫大賞 授賞式に行ってきました<後編>

さて、というわけで後半に突入です。

大まかに言って、授賞式で受賞者がすることは

・賞状と目録の授与(一人ずつ壇上に上がって)
・受賞の挨拶(みんなで壇上に上がって)

の二つです。

賞状と目録に関しては名前を呼ばれますので、壇上に上がってプレゼンターの方から賞状をもらいます。
そして、賞状と目録を受け取ったら壇を降りて、壇の横に受賞者の座る席がありますのでそこで待機という流れです。
ちなみにプレゼンターは毎年声優さんが担当してくれるらしく、今回は毎月HJ文庫のホットな話題をお届けする番組であるHJ文庫放送部のナビゲーターを務める加隈亜衣さんが担当でした!

いやー、流石に生の声優さんは可愛かったですね。
ちょうど、今期放送中のアニメ『ももくり』ではヒロインの栗原さん役も務めてらっしゃいますので、マイク越しにもあの可愛らしい声が聞こえてきます。
声優さんから賞状をもらう機会なんてなかなかありませんので、今後は存分に誇っていきたいと思います(笑)
しかし、最新のHJ文庫放送部 第19回を見た方なら分かると思うのですが、感動に包まれている最中、子子子子の脳裏には例の名状しがたいs紙粘土細工(鳩)やダイオウグソクムシの物真似などのホットな加隈さん芸が再生されていたのはナイショですよ?(小声)

上のネタを知りたい方は、HJ文庫放送部 第19回をチェックだ!
そして、毎月更新のHJ文庫放送部をよろしくお願いします!!(宣伝)


そして、賞状と目録を受け取りましたら次は最大の難関である挨拶です。
受賞に際しての喜びの言葉やこれからの抱負をスピーチします。
ここで再び受賞者は登壇し、一列に並んで順番にスピーチを始めます。
持ち時間は最低1分である程度長くてもOKらしいのですが、1分って意外と長いんですよね。
ちなみに挨拶の順番は、銀賞→金賞→ノベルス賞→大賞の順番らしいのですが…

大トリじゃねぇか!!

いやー、本当にあの時は緊張で危なかったですね…
一応、カンペなんかも作ってきたのですが、他の受賞者の方々はカンペなしで挑んでいたので、自分も事前に内容を頭に叩き込んで挑みます!

ちなみに自分の前の九重先生は、堂々たる喋りで場を沸かせていたので凄かったです。
思わず、二周目の人生かな? と思ってしまいました。

まあ、かく言う自分は…恐らく、無難な内容は喋れたんじゃないですかね(震え声)
だいたい言いたいことは喋れましたが声とか震えてましたし、一部内容を飛ばして話してしまいました。反省。


その後は受賞者たちで集合写真を撮影します。
顔出しNG(個別・集合)なども事前に聞かれますので、もし無理な方も大丈夫です。
自分はまあ隠すほどのこともないし、せっかくの機会ということでばっちり写っています(笑)

授賞式が終わると会場は本格的にパーティーの雰囲気となり、歓談の時間となります。
会場には美味しそうな料理が並べられていますが、残念ながら受賞者には食べている余裕はありません。
副編集長様に先導され、挨拶回りと名刺交換へと馳せ参じます。
自分もウェルカムドリンクを一杯飲んで、閉会まで飲まず食わずでした。

今回は十周年記念ということもあって、会場は先輩作家さんを始めとして大勢の参加者で賑わっています。
本当ならば先輩作家さん全員に挨拶へ伺いたかったのですが、会場の混雑もあって半分も回れなかったのかもしれません。
名刺交換の機会は二次会でもありますので、挨拶を出来なかった方にはそちらで挨拶をさせてもらいましょう。

さて、名刺交換と挨拶回りをしていると、抽選大会が始まります。
豪華賞品がたくさん用意されているのですが、自分は抽選番号一番違いというニアピンで外れてしまいました。
ちなみに他の受賞者たちも当選はせず…無念。


そして、授賞式が終わると引率の編集さんについていって、二次会へと移動します。
受賞者はここではじめて食事にありつけます(笑)

二次会も大勢の方が参加しますので、結構な賑わいです。
たくさんの方が喋っているので話が聞き取りにくいですが、大事なお話は聞き漏らさないように気をつけましょう。

ちなみに自分の目の前には尊敬している大先輩が同席してくださって、緊張と嬉しさで頭が真っ白になりました。いやー、目の前に神が降臨なされた心地です(汗)

他にも百戦錬磨の先輩方にもお話を伺えて、挙動不審になりながらも貴重なお話を聞かせて頂きました!


さて、例年では二次会の後は三次会があるらしいのですが…編集さんに聞いてみると「今年はないようです」とのこと。
少し名残惜しいですが、受賞者たちは引率の編集さんとホテルへと向かいます。
道中では緊張から解き放たれたからか、受賞者たちの顔も心なしかホッとしています。
ホテルに向かう途中、『浅葉先生が自暴自棄になっていた時期に黒人男性の家へHOY―HOY付いて行ってしまった話』などで盛り上がりました(笑)

ホテルに到着すると、ここで受賞者同士で少し話していかないかと提案。
都合がついた浅葉先生、九重先生、自分の三人で近場のファミレスに入りました。
当日は控え室などで新人同士で会話などはしていたのですが、緊張から解き放たれた状態で腹を割って色々とお話することができました。

特に九重先生は小説家になろうで作品を連載していて別の出版社でもデビュー済みでしたので、色々と為になるお話を聞かせて頂きました。
しかも九重先生、初めて書いた小説で応募した新人賞で受賞を果たし、今回も実は二回目の新人賞応募とのこと。2/2、百発百中…だと?
いやー、世の中には天才って本当にいるんですね!
九重先生の受賞作『伊勢崎ウェポンディーラーズ』はただいま小説家になろう様にて連載中!(宣伝)

浅葉先生も爽やかイケメンなのに実は野心家で色々なデータを把握していて、様々な観点から冷静に作品を分析していらっしゃいました。
自分は普段、そういった観点でものを見ていなかったので、色々と目から鱗でした。

お二人との話は深夜まで続き、初めて書いた小説など普段はできないような話で盛り上がり、色々と刺激をもらうことができました。
九重先生、浅葉先生、遅くまでありがとうございました!
うかれ猫先生と三条先生も次の機会にでも色々とお話したいですね!

そして、浅葉先生と九重先生と共にホテルへと帰り、「また来年も会いましょう」と誓い合ってお別れをしました。

以上がおおまかではありますが、授賞式の内容になります。

 

今回の授賞式は冒頭にも述べましたが、とにかくはじめてのことばかりでした。

担当さんとの初めての打ち合わせの時にも「結構、うちの作品を読んでるんですね」と言われたのですが、自分はHJ文庫作品が大好きで、そんな作品を生み出した方々との交流は夢のようであり、一介のファンとしてかけがえのない時間となりました

だからこそ当日はテンパってしまうことも多く、逆にもっとお話をお伺いしたかったのですが時間も足りず勝手も分からず、来年こそは……と強く思っています。
ですので、来年の二次会に著書を片手にやって来ましたら、その際はどうぞよろしくお願いします!

 

そして最後に、今回の授賞式で頂いた物の写真でも。

 

まずは賞状

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目録f:id:nekojishikoneko:20160810230856j:plain

お次は記念品

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HJ文庫名物のカステラ

今年は10周年記念バージョンみたいです

f:id:nekojishikoneko:20160810230552j:plain10周年記念の十兵衛トートバッグ

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以上、長々と書いてしまいましたが、お付き合いありがとうございました!

 

ちなみに今回の授賞式の様子をあのラノベニュースオンラインさんが記事にしてくださっているので、そちらも是非どうぞ!

ln-news.com

 

第10回HJ文庫大賞 授賞式に行ってきました<前編>

というわけで、7月29日(金)に京王プラザホテル新宿で行われた第10回HJ文庫大賞授賞式に行って参りました!

いやー、とにかく初めてのことだらけでした。

かく言う自分も授賞式の前には先輩方のブログなどを参考に準備や心構えをしましたので、自分の備忘録の意味合いも兼ねて未来の後輩のために当日の流れなどを書いてみます。

 

受賞者は当日にリハーサルがあるので、開場時間よりも前に会場へ集合します。
子子子子も地元のメロンブックス八月のHJ文庫の新刊を買って昼食を済ませた後、新幹線で新宿駅へと向かいました。
ホテルへはJP新宿駅西口から向かうと公式サイトにも書いてありましたので、スマホのグーグル先生を頼りにホテルへと向かいます。
……が、ここで問題が発生。
西口から降りたはいいが、道が途切れているんです。
しかも、当日はかなりの猛暑日

ジリジリと日差しに照らされながら、新宿の西口を彷徨います。
予想外の事態に右往左往してスマホの画面を見ながら、前日に電話で担当さんとした会話が脳裏を過ぎります。

 

担当さん『新宿駅ダンジョン具合が増しましたからねー。当日は迷ったら連絡くださいね』
子子子子『HAHAHA!いやですね、担当さん! 僕だって新宿駅で降りるのは初めてじゃありませんし、この間の打ち合わせの時だって、ちゃんとHJ本社ビルまで行けたじゃないですか。大丈夫です、僕を信じてください』

 

今にして思えば、これはフラグだったのか…
西口から降りるのは電気外祭in新宿以来でしたが、そもそも方向が全然違いましたしね。
そして、何故か地下に潜ってから通路を経由して大通りを渡るという手段で向こう岸へと渡り、どうにか第一の関門をクリアして会場前へと辿り着きます。
まったく、どうして現実でふたご島(初代ポケモンのアレ)みたいなギミックをクリアしないといけないのか。

大都会TOKYOは田舎者には荷が重かった。

東京慣れしていない方は事前の下調べを入念に行った上で、時間にとても余裕を持って来られることを強くオススメしておきます(体験談)

 

そして、ついに会場である京王プラザホテルへの中へ。
普段、縁がないような豪奢な空間に入るのはいささか勇気が入りましたが、挙動不審にならないように気をつけて会場となるホールへと向かいます。
受付付近でちょうど担当さんと会え、

「迷いました……東京恐い(涙目)」

「お疲れ様でした(察し)」

などと会話を交わしながら控え室へと案内されます。

 

控え室にには既に他の受賞者の方も何人かいて、ここで新人同士の名刺交換をしました。
新人の方はここで受賞者同士もそうですが、授賞式では先輩作家さんやイラストレーターさんとも名刺交換を行いますので、授賞式までに名刺を作ってくるのがベターなようです。

準備が整うまで受賞者は待機ということで、ここで暫しの歓談タイム。

 

浅葉先生は実は自分と同い年の爽やかイケメンで、他の受賞者の方にも気さくに話しかけていらっしゃいました。
九重先生は既に受賞経験があるからか堂に入った様子で、同じ新人とは思えない堂々とした立ち振る舞いでした。
三条先生とうかれ猫先生は独特の存在感を持っていらして、第10回のメンバーはみんな粒ぞろいだなと思いました!

 

ここで一旦、ホテルへ荷物を置きに行くことになり、受賞者と引率の編集さんでHJさんの方で取って頂いたホテルへとGO。
しかし、全員スーツ姿なので、再び灼熱の日差しに照らされることに。
子子子子はベストまで着込んでいたので、ホテルに着くまでかなりの汗を掻きました。
夏場にスーツってキツいですよね。

 

会場から10分ほど歩いたところで、宿泊するホテルへと到着。
ここで一旦チェックインして、部屋に荷物を置いたら再びロビーへと集合します。
ちなみに自分が宿泊したホテルは部屋の鍵が磁気カードのカードキーで、「こんな薄っぺらいものが鍵の役割を果たすなんてすごいなぁ」などと田舎者丸出しの所感でした。

ここで注意なのですが、ここでホテルに荷物を置くと会場からは帰って来られません。
なので会場に持ち込みたいものは、絶対に持っていくようにしましょう。
何でこんなことを書いているかというと、かく言う私もせっかく好きな作家さんにサインをもらおうとせっかく当日メロンブックスで買った新刊をホテルに置いてきてしまったからです。
ですので、もしサインを狙っている方は、小さめのバッグなどを用意してそれを控え室まで持っていきましょう。
二次会も授賞式の会場からそのまま向かうので、気をつけてくださいね(切実)

 

ホテルから会場に戻ると、ついにリハーサルの始まりです。
リハーサルでは一通りの流れ、それから受賞者が何をすればいいかの手順を覚えます。
会場はまだ設営の準備をしている方しか入っていませんが、それでもなかなかに迫力があり緊張もしました。
リハーサルが終わるとまた控え室へと戻り、そこから開場時間まで待機します。
控え室では編集さんや編集長さん、それから常務さんなども同席してくれて歓談します。
正直、受賞者はこれからの本番のことを考えて緊張していたので、気さくに話しかけて頂いて助かりました。

その中でもHJ文庫はホビージャパンのレーベルなだけあって模型談義に花が咲き、そこからフィギュアトークなどにも発展して楽しくお話させて頂きました。
子子子子は年二回のワンフェス(※アマチュアディーラーによるガレージキットの販売イベント、ワンダーフェスティバルの略称)に行くような人間ですので、ついつい熱が入ってしまいました(笑)
ちょうど先日のワンフェスでもホビージャパンさんの展示していた装甲悪鬼村正のヒロイン・茶々丸のデコマスが見事で、思わず「ワンフェス茶々丸最高でした。予約します!」などとも感想を伝えることもできました(完全にお客の反応である)

しかし、まだまだ受賞者の面々は、この後の授賞式のことを思うと緊張気味。
そんなタイミングで部屋のドアが開いたのです。

 

編集さん「みなさんの緊張を解くために、マ○オがやって来てくれましたよ!」
???「どうもみなさん、こんばんは!」
受賞者一同「――――!?」

 

現れたのは赤い帽子を被った土管工……ええ、どう見てもマ○オです。

拝啓、田舎のお母さん、お父さん。出版社の授賞式にはマ○オがいるみたいです。

しかし、このお方、実はHJ文庫の先輩作家様である草薙アキ先生だったのです!
草薙先生は毎年授賞式でコスプレをしているらしく、今年はマ○オの仮装で場を盛り上げてくださるようでした(ちなみに去年は顔○シだったようです)
粋な計らいで、受賞者たちの緊張も徐々に解けていきます。
草薙先生、その節はありがとうございました!

ちなみに「出版社のパーティーって、やっぱり仮装してる方とかも多いんでしょうか?」と質問したところ、「いや。多分、ウチだけじゃないですかね」とお答え頂きました(笑)
つまり、草薙先生の仮装が見られるのはHJ文庫大賞授賞式だけ!
そして、Web応募にも対応しページ上限数も増え、前回から設立されたHJノベル賞も目玉の第11回HJ文庫大賞はただいま絶賛応募受付中です!!

みなさんもHJ文庫大賞を受賞して、草薙先生と握手しましょう(宣伝)

そんなこんなで、ついに開場時間。
受賞者は裏の通路を通って、待機場所に案内されます。
通路の隙間から会場の様子が見えるのですが、十周年記念ということもあってかなりの人が参加されています。
待機場所からも聞こえるざわめきに、ちょうど隣にいた九重先生と

「この人数、ヤバくないですか?」

「ああ、ヤバいね」

「リハと全然別物じゃないですかやだー!」

「緊張するよね……」

などと震えながら会話もしていました。
そして、ついに開会の宣言と共に受賞者たちは姿を見せ、壇の横の待機席へと座ります。さあ、授賞式の開幕です。

ちなみに思いの外に長くなってしまったので、後半へと続きます。

 

<後編へ続く>

はじめまして、子子子子 子子子です。

 

みなさん、はじめまして。
ライトノベル作家(まだ受賞作は刊行していませんが一応w)の子子子子 子子子(ねこじし こねこ)と申します。
今後は自著の宣伝や近況報告をするためにブログを開設しよう!と思い立ってみましたが、まず最初に何を書けばいいのか早速悩んでおりますw
そもそも、ブログを運営するのも初めてで、今までもっぱら読み専でしたからね。
考えた結果、とりあえず、私のペンネームの由来をお話しようかと思います。

このペンネームを見ると、だいたいの方から「読めないよ!」とツッコミを頂きます。ええ、もっともなご意見です。自分も初見ならば間違いなく読めないと思うのでw

日本には〝幽霊苗字〟というものが存在します。
これは、文献や記録上には載っているが、実際に存在したという確固たる証拠が見つからない名字のことを指します。
その中でも子の字を四つで子子子子(ねこじし)、子の字が三つで子子子(こねこ)というものがあります。この二つを組み合わせて、私は子子子子 子子子というペンネームを名付けました。
小説家、ひいてはライトノベル作家という職業は、空想を紡ぎそれを物語へと昇華させることを生業にしています。
つまり極論を言えば、読者を楽しませる一流の嘘つきであり、シナリオライターの中には自ら〝嘘屋〟と名乗る方もいらっしゃいます。
だからこそ、幽霊苗字である〝実在するか分からない〟〝だけど記憶に残る〟このペンネームは、そんなライトノベル作家に相応しいペンネームではないかと個人的には思っています。

……と、まあそれらしい理由は以上ですが、単純な話として当時我が家で飼っていた猫がちょうど七匹いたので、子の字を猫に置き換えて〝猫が七匹で子子子子 子子子〟だと閃いたので、みなさんもそんな感じで覚えてもらえばと思います。
あとは、このペンネーム。文字数が長いので新人賞の結果発表で見つけやすいんですよね……w

こんな感じで割とアバウトな名付け方をしていますが、個人的には気に入っているペンネームであります。
もし書店で子の字がたくさんある本を見つけたら、名前まで覚えなくてもいいので気になったら手にとってもらえれば幸いです。

さて、初めての記事はこんな感じになりましたが、どうか今後ともどうかよろしくお願いします!